書名 |
物欲なき世界 |
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著者 | 菅付 雅信∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 平凡社 | |
出版年 | 2015.11 | |
ページ数 | 255p | |
大きさ | 19cm | |
ISBN |
4582824811, 9784582824810
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内容紹介 |
なぜ人々はモノを買わなくなったのか?幸福はお金で買えるか?消費欲が低下する先進国のこれからの経済と社会のあり方をリサーチし、資本主義の先にある、来るべき世界を浮かび上がらせる。
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目次 |
目次
まえがき 欲しいものがない世界の時代精神を探して 007
1. 「生き方」が最後の商品となった 011
ライフスタイルを売る時代/ライフスタイル・マガジンの勃興/コンピュータから離れた大事なことを伝える/;生き残りを賭けたライフスタイル路線/既存の雑誌もライフスタイル化する/;ファッションへのこだわりが食や雑貨に向けられる時代/ファッション誌はもはや一般誌ではない/;流通のライフスタイル化/ライフスタイル・ショップは都市生活者の日常を変える/装飾的なラグジュアリーの終焉/;ショップは目利きとしての機能を求められる/ライフスタイルは切り売りするものではない/;ビームス設楽代表が語るライフスタイル・ビジネス/服よりも生活に興味/商品ではなくコミュニティを売る/;若い世代の物欲のなさはある種の賢さ/日本の加工貿易的な〝コク〟と〝キレ〟/;夢中な人々が集まるコミュニティ・ブランドへ/三越伊勢丹大西社長が語る百貨店の未来/;今までのやり方では生き残れなくなった百貨店/ライフスタイル・ショップの限界/;洋服の文化を育てていくことの重要さ/ファッションの見えない価値
2. ふたつの超大国の物欲の行方 055
ライフスタイル先進都市、ポートランドの魅力と問題/消費リテラシーが高い街/;ビジネスにも受け継がれる独立思考のDNA/ポートランド的なものが持つグローバルな普遍性/;快適すぎるポートランドの問題点/ダウンシフターという新たな消費者像/アリババ上場が示す中国市場の消費熱/;危険水域まで達した都市と農村の格差/中国のライフスタイル格差を写す写真家/;インターネットの普及がブランド熱を煽る/社会発展の過渡期としての「物欲」/;変貌する上海の新しい価値観/コモディティ化から愛情のある消費へ/中国の消費感のギャップは大きくない/;中国が欧米ブランドを支えている現実/中国のロハス層は数パーセントでも巨大な市場に/;上海のファッション人種も「服よりライフスタイル」/巨大な船の舵の切り方
3. モノとの新しい関係 087
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キーワード | 消費者行動 文化変容 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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図書館 | 展示・企画 - 今月の展示-SDGs01 | 675/S 3 | 100033413 | 一般図書 |
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