ここに一枚の絵があります。

題名は「ドラム」

 

那智勝浦町那智山出身の洋画家、米良道博先生が描いたものです。

この絵は町立市野々小学校の校長室の壁に掛けられています。

米良先生は明治36年11月、那智山に生を受けました。

幼少ころ西村伊作さんに水彩画を学び、大正4年、市野々小学校を卒業、

大正12年和歌山県師範学校を卒業しています。

昭和2年大阪へ出て信濃橋洋画研究所に学び、昭和4年第16回二科展に

初入賞し、以後同点に出品しています。

昭和30年に鈴木信太郎、野間仁根、高岡徳太郎ら同志と一陽会を結成。

昭和35年からは全関西美術展の審査に携わるとともに、地元、那智の滝の

絵をはじめとする風景画や静物画など数々の作品を残しました。

昭和58年3月、79歳の生涯を閉じています。

 

現在、那智山青岸渡寺三重塔で先生の描いた壁画を間近かに見ることが

できます。

詳細

作成者：NCL編集部

カテゴリー: なちかつアーカイブ

公開日:2018年04月04日

続きを読む：ドラム

那智勝浦町では文化・スポーツをはじめ食のイベント目白押し！季節ごとのイベントもご紹介していますので是非ご参考下さい。

 

	春の見どころ 木々や花がほころびはじめる春、那智大社の周辺でも鮮やかな桜の花を眺める事ができます。 咲き乱れる山桜に春の訪れを感じる桜花祭や、新緑の中を走る長距離マラソンなど様々なイベントが行われます。
	夏の見どころ 海開きにはじまり、アウトドアレジャー満載の夏！ 中でも熊野那智大社の例大祭「那智の扇祭り」は毎年盛大な盛り上がりを見せています。
	秋の見どころ 暑さが和らぎ、清々しい陽気に恵まれる秋、平安絵巻イベント「あげいん熊野詣」が催されます。 約200人が時代衣装を身にまとい、熊野古道を那智大社まで歩く姿はさながら当時の様子が蘇る様。
	冬の見どころ 年の瀬を迎え、新年が訪れる冬。 大晦日から元旦にかけて那智の滝ではライトアップが行われ、澄んだ空気の中で幻想的な光景を見る事ができます。

 

 

詳細

作成者：NCL編集部

カテゴリー: なちかつアーカイブ

公開日:2018年02月28日