なちかつ
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警察の仕事は国民生活の安全を守ることだが、実際にどんな業務をしているかというとよく知らない。テレビの刑事ドラマを思い浮かべるが、もっと地道で緻密な作業があるのだろう。本書は長年警視庁鑑識課写真係を務め、その後タイ国家警察大佐として同国の捜査技術の指導に当たってきた著者の自伝的ノンフィクションである。生々しい犯行現場で、可能なかぎり正確に証拠となるべき痕跡や遺留品を撮影していく様子が紹介されている。犯罪捜査の第一線で活動する緊迫感が伝わってくる。
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10代のみなさん、将来何になりたいですか。その前にどんな職業があるか、職業の名前をいくつ言えますか。この本にはなんと３６１の仕事が紹介されています。パラパラ見ているだけでも、興味を引かれる仕事、やってみたいと思う仕事が見つかると思いますよ。実際にその仕事に就くにはどんな勉強をしたらいいのだろう、もっとくわしいことが知りたいと思ったら、図書館の『なるにはBooks』シリーズや『しごと場見学』シリーズを読んでみてください。きっと役に立つ情報が得られるでしょう。
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主人公のポッポちゃんこと雨宮鳩子は、鎌倉の町外れ、おそらく瑞泉寺にほど近いであろう山際の閑静な場所で小さな文具店を営んでいる。表向きは文具店だが、本業は亡くなった祖母から受け継いだ代書屋だ。店にはさまざまな思いを抱えた人が手紙を書いてもらいにやってくる。ラブレター、絶縁状、天国からの手紙・・。鳩子は依頼人の願いを受けとめ、いっしょうけんめいその願いに沿った手紙を書こうとする。
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